算数の問題です。でもまって。。。無理じゃない!?

おはようございます!

朝7時からの学習塾
朝塾です。
朝塾では全科目全教科を教えているワタクシですが、本来の専門は生物学。勤め先では理科の専門として指導しています。
理科の先生ならではのツッコミ所が満載なのが、他でもない算数・数学の世界。

特に文章題では、面白おかしく(私個人的な感想なので、全部の理科の先生がそうではないと思いますが)とても楽しく解いています。
最近のお気に入りは、

「線上を毎秒1センチで動く、点P」


→(ツッコミ)えっ!何で!?何のために!?線はレール?動力は何なの?

「何で動くのよー」なんて生徒さんと話しながら解いています。

それから、「同時使われない管」
「初めの1分はAの管だけを使って、水槽に水を入れ、次にBの管も使って水をいれたところ、○分で水槽がいっぱいになりました。水槽には△㎤の水が入ります。ABの管を初めから同時に使ったら、何分で水槽がいっぱいになりますか」のような問題。
→なんで初めから両方使わなかったのよぅ。Bが詰まってたのかしらね、なんて言いながら、これも楽しく解いています。

前置きが長くなりましたが、本日のピカイチは、濃度の問題。
「100gの水に塩を30g溶かしました。この食塩水の濃度は。。。。。」

っいう問題なのですが、おかしいところ、わかりますか???

100gの水に食塩は30gも溶けない!

水が室温だとして、せいぜい26gちょっとが溶ける限度です。
このように、理科的に見ると算数の問題っておかしいですよ。という話を、先日、数学科の先生に話したところ、「それは、溶けるんですよ。算数の世界では」とのこと。

「生徒から質問が時々あるんですよね、「先生、これ、溶けません」って。そんな時は、「溶かせ!」って(笑)言います。とはいえ、そういう出題はしてはいけないとも思いますよね」
確かにね。

でも、ツッコミ入れながら、生徒さん達と解いていくのはとても楽しいので、そういう問題も良いのでは?って思います(*^^*)

勉強した記憶を掘り起こしてください。

溶解度曲線。

食塩は表では塩化ナトリウムと表記。

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