啓蟄もすぎ、春めいてきました。
今朝はいちごの話題です。
いちご狩りなどを楽しむ人もいるでしょうか。いちごの苗から下の写真のようなものが伸びているのを見たことがありますか?
これは、ランナー(走出枝)と言います。
(匍匐茎(ほふくけい)じゃないの?と思った方、生物学が好きでしょう。匍匐茎はストロンと訳されますが、ランナーとの厳密な区別はあまりしていないようです)
いずれにしても、いちごはこのようなランナーと呼ばれる茎を伸ばし、適当なところでランナーから根を張り、縄張りを広げていくことができます。
生命力に溢れた植物ですね。
いちごついでにもう一つ。
普段私たちが食用にしている、赤い部分。あれは「実」ではありません。「花托(かたく)」または「花床(かしょう)」という、めしべの付根の部分。茎の仲間です。
知れば知るほど面白い、いちご。
旬ですね!
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