朝塾のある市川市は、千葉県です。
「千葉といえば〜」に続く言葉では、
ピーナッツ(落花生)・梨・ふなっしー・ディズニーランド・アクアライン
などが思い浮かべられます。
意外と知られていないのが、「千葉の醤油」です。
千葉県は、醤油の生産額および出荷量で第一位です。
生産額は563.9億円(2014年農水相)!この年の全国計は1906.1億円なので、千葉県は29.6%を占めます。
出荷量は282437kL(2014年農水相)!
にじゅうはちまんキロリットルもお醤油を出荷しているのですね。こちらは全国の35.6%も占めます。
なぜこんなにお醤油作りが栄えたのか。
大きな理由は2つです。
まず、「原料の産地が近い」
大豆と小麦は、千葉や茨城で。
塩は千葉の行徳(ぎょうとく)で生産が盛んでした。
そして2つ目の理由が、「消費地に近い」こと。下総(しもうさ)から江戸へ(千葉から東京へ)、「利根川東遷(とねがわとうせん)」で、船を使って出荷するのに便利だったそうです。
イメージ写真です。高瀬舟で運んだそうです。
千葉でのお醤油作りは、まさに「地の利」を生かした産業なのですね。
ちなみに、家庭でのお醤油消費量は減少傾向だそうです。和食離れや外食嗜好などの、影響だとか。
日本の味、お醤油を少し見直すきっかけになってくれれば嬉しいです♪
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