おはようございます! 朝7時からの学習塾 朝塾です。
先日、「香り」について興味深い話を聞きました。
2つのエピソードをまず聞いてください。
1つめ。私は、専門が生物学。そのため「理科」を教えることが多く、実験もたくさんします。
何年も前ですが、中学生の化学の実験の時のこと。
「塩酸の電気分解」をしていて、発生した気体の匂いを嗅ぐ。という作業がありました。
2HCl⇨H2+Cl2
という反応なので、塩素(Cl2)が出て来るのですが、その匂いを「臭い」と表現する生徒さんがいます。
確かにいい匂いではないのですが、それを理科では「刺激臭」「プールの匂い」などと表現させます。
また、
2つめのエピソードは、結構最近。休み時間に新しいハンドクリームをつけていたら、通りがかりの生徒さんが、「先生そのハンドクリーム、臭い」って言うのです。ちなみに、「プリティローズの香り」みたいな、フローラル系の香りのものでした。
なんでこれが臭いっていうのかな。子どもだから、語彙が少ないからそういう風に表現するのかな。と、自分を納得させていました。
でもでも、
その、「先日聞いた、香りについての興味深い話」によると、
子どもは、初めて体験する匂いは全部、「臭い」と思うのだそう。
心の底にしまってあった2つのエピソードの謎が急に解けた瞬間でした。
よく、子供部屋には、柑橘系のアロマがいい。って言いますよね。あれも、柑橘類だったら、子どもは一度は嗅いだことのある香りだから、それが良いだけであって、その子が慣れ親しんでいる香りならなんでも良いのだそう。
朝塾の部屋で使っているルームスプレーは、柑橘系です。香りが強いのも集中できなそうなので、かなり意識しないとわからないくらいの香りのものです。
初めての匂い=子どもは臭いと思う
留めておこうと思いました。
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