何事も、新年に初めて行うものには「初〇〇」(初詣、初日の出、初富士)や、「〇〇初め」(仕事始め)など「初」をつけて言いますね。
茶道の世界でも同様に、その年に初めて行う茶事を「初釜(はつがま)」と言います。
私の習っているお教室では、お弟子さんたちがそろってのお披露目会としての役割もある、初釜のお稽古でした。
掛け軸は「松樹千年翠(しょうじゅ せんねんの みどり)」です。
風雨に耐え、松の木は長い時間若々しく緑が茂っている様子を表したもので、
お祝い事などに飾られるお軸だそうです。
お借りした場所なので、和室ではなく立礼式で行いました。