おはようございます!
朝7時からの学習塾
朝塾です。
あら、気づけば6月も終わりに近づきました。今年も半年が過ぎようとしています。
先日、朝塾A先生ご指導のもと、高校生が源氏物語の課題に取り組んでいました。
源氏物語は、高校の授業で習ったなぁと懐かしくなりました。
授業の後で、A先生と話をしていて、
源氏物語の「雨夜の品定め」の話になりました。
雨夜の品定めは、「帚木」(ははきぎ)の巻の冒頭に語られている女性論です。
光源氏十七歳の夏、五月雨がつづくある夜に行なわれたので、「雨夜の品定め」というのだそうです。
頭中将(とうのちゅうじょう)と左馬頭(ひだりのうまのかみ)と藤式部丞(とうのしきぶのじょう)と光源氏の4人で、どんな女性が妻にいいかと、ワイワイ話す。というお話しです。
結局、いつの時代も年頃の興味は同じなのだなぁという結論で朝塾の源氏物語議論は決着がついたのですが、
源氏物語に限らず、もっと時代が近くなった、例えば太宰治の人間失格や夏目漱石の坊ちゃんなどの名作も、人間共通の悩みや心情を如実に再現してくれています。
だから、現代でも受け入れられるのでしょうし、それが普遍的なものの1つなのだなと思います。
雨が続くようです。
晴耕雨読。
皆さんも是非読書を楽しんでください。