テスト前の追い込みをしていた高校生。
プリントにあった問題は、
「平均寿命が統計上最も低い国はどこ」
というもの。
該当の高校生以外にも、「えー?どこだろう?」
「中東とかじゃない?衛生状態悪そうだし」
(↑中東の皆さんごめんなさい。)
「平均寿命ってことは、生まれてすぐ死んじゃう子も多いって事じゃない?だから、大きな国の先進国とかじゃないよ」
などなど、みんな興味津々でした。
ほんと、こういう雰囲気が朝塾らしい、いいところです。
世代が変わっても、塾生が変わっても、朝塾の雰囲気はずっとこんな感じ。
とにかくみんな、優しくて、年齢性別問わず仲良くなります。
さて、話を戻しますと、冒頭の問題の答えは、「レソト🇱🇸」という王国です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/レソト
↑Wikipediaのリンクより。レソト。
南アフリカ共和国に囲まれた王国で、人口200万人ほど。標高も高い位置にあるそうです。平均寿命は、52.9才(そのプリントの模範回答より)だそうです。
そこからさらに、レソトの話で盛り上がりました。
こんなに周りを囲まれていて、貿易はどうなっているんだとか、戦争になったらイチコロだとか、レソトの人たちは幸せなんだろうかとか。
誰に言われたわけでもなく、一つの課題をみんなで考える。学年も学校も異なるメンバーでしたが、見事なチームワークを発揮していました。
「知識をつける」って、このようにして育まれていくのだと実感しました。これで該当の高校生以外の人たちにも「レソト」がインプットされた事でしょう。さらに、GDPや領空権、貿易の理解も深まったのではないでしょうか。
ある生徒が言った言葉。
「朝塾って、お兄さんもお姉さんも弟もいっぱいいる」
(前の時間で「弟」が一生懸命英語をしていた時、その高校生は時々助けてくれていました)
子どもはみんな、本来学びたい生き物なんだと思います。その学びを育てていくのが、先生の仕事です。改めてそのことを実感しました♡。゚.(*♡´◡` 人´◡` ♡*)゚♡ °・