トランポリンが多動児に与える効果

おはようございます。朝塾です。

ちょっと固いタイトルになりましたが、中身は【トランポリンは、みんなにいいよ~】というお話です。

先日、勉強会で発達支援を専門にしている先生とお会いする機会がありました。発達支援っていうと、ADHD(エーディーエイチディー。注意欠如多動性障害)やASD(エーエスディー。広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)自閉スペクトラム症)の子どもたちに対するものという印象があると思います。

ところが実際、発達障害という診断を受けなくても(診断は病院で行うので)、その要素は誰しもが持っている特徴です。逆に言うと、発達支援の要素を取り入れた学級は「みんなに優しい、ユニバーサルデザイン」の学級になります。

先生が特に「効果あるよー」とお話しされていたのは、トランポリンです。

広汎性発達障害や多動傾向を持ち合わせているお子さんは、とにかく「体を動かしたい」衝動が強いです。じっとしているのが苦手なため、小学校に入学すると座って姿勢を保ったり、黒板の文字を写すのが難しい傾向も見られます。

なんでトランポリンがいいのか。

・体幹が鍛えられる(姿勢を長時間保てるようになる)

・運動できる(多動傾向の子にとって体を動かすのは何よりの発散になります)

・眼球運動になる(動く景色を目で追うので、黒板の文字をノートに写す際にも効果を発揮)

・リズム感もよくなる(いろいろなテンポで飛んでみるのもおすすめ)

などなど。跳ぶだけの単純な運動かと思いきや、結構奥の深いものだったので驚きました。

大人のシェイプアップにもいいそうです(笑)。



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