浴衣が着崩れしにくい ナンバ歩き

おはようございます。朝塾です。

この夏、花火大会やお祭りには行きましたか?浴衣でお出かけした人もいたのではないかしら。

浴衣、「着なれないから、着崩れする」「着付けがうまくいかなかったから、着崩れする」と思っていませんか?もしかすると、浴衣の着崩れは「歩き方」にも原因があるかもしれません。

こちらの浮世絵を見てください(歌川広重 日本橋雪晴圖(にほんばし ゆきばれ 圖は「ず」と読みます))。橋の中央手前にいる人達(水色の着物の女性とその後ろにいる付き人の男性)の歩き方に注目。

右手と右足が一緒に出ていますね。見えにくいですが、橋のたもと手前にいる女性二人組(頭巾をかぶっている人たち)も同じサイドの手足が同時に出ています。「ナンバ歩き」という歩き方です。右手右足を同時に出すことで、着物のあわせがずれにくくなります。旅人もナンバ歩き↓。

夏も終わりに近づいていますが、花火大会や夏祭りはまだあるかもしれません。浴衣を着る機会には「ナンバ歩き」を意識してみてくださいね。






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