百人一首と紫式部

市川市内の学校も、休校が延長されました。

今朝、生徒さんのお迎えにいらしたお母様から「朝塾が開いていて本当に助かります」と、感謝の言葉をいただきました。

私たち教師の立場としても、そうやって来てくれると嬉しいです。こういう状況だからこそ、利用できる所はどんどん利用して学習を進めて欲しいと思います。

あと、「ホワイトデーに」と、お菓子まで持ってきてくださいました。お気持ち本当に嬉しいです。ありがとうございます!

さて、今朝はすこしカジュアルな本の紹介です。

「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」

井上 ミノル 著

株式会社 創元社

なんとなく堅苦しいイメージのある百人一首を、メールやブログやSNSに例えて、宮中を大企業と仮定して面白おかしく解説しています。

SNSという発想はとても斬新で、そう言われてみると急に親近感が湧き、時代を超えて作者に共感できます。

個人的には「人気ブロガー」になった清少納言や「和泉式部さんの娘、小式部ちゃん」小式部内侍(こしきぶのないし)が好きです。笑。

基本的に男性の句は恋愛初期のものが、女性の句には恋愛後期の想いが爆発したものが多い中、権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)の句は情緒あふれる情景。

朝ぼらけ

宇治の川霧たえだえに

あらはれわたる

瀬々の網代木(せぜのあじろぎ)

この句だけで、冬の宇治川の情景が浮かびます。

他にも紹介したい句があるので、続きをまたブログに書きますね。

【無料体験会】

3/23月曜日18時〜

残り1席です。お早めにお申し込みください。

【春期講習】

満席の回も出てきました。

お時間等お問合せください。

もしも紫式部が大企業のOLだったなら

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