おはようございます。朝塾です。
【1200円の25%オフなら900円!】こんな計算が簡単にできちゃいます。どうやるのでしょうか?
夏ですねー。先日行ったショッピングモールでは早速サマーセールを行っていました。夏休みでお休みの日だったこともあり、たくさんの家族&お友達連れでにぎわっていましたよ。
中学生くらいでしょうか。女の子2人組の会話が聞こえてきました。
A:「ね、1000円の20%オフと、1200円の25%オフだったら、どっちが安いの?」
B:「えー?25%のほうが%が多いから、こっち(1200円の25%オフ)のほうが安いんじゃん?」
A:「そっか…。でもなんか違う気がすんだよねー。だって定価がさ、200円高くね?」
B:「あーね。電卓使う?(iPhone取り出す)」
結局彼女たちは電卓を使い、【1000円の20%オフのほうが安い】ことに気づきました。電卓。iPhone。便利ですね。でも、この計算、頭の中でできたらもっと早くて便利だと思いませんか?
超簡単な方法を2つ、ご紹介します。
方法①:〇0%オフの場合(10とか20とか30とか、10の区切りがいい場合)
たとえば、20%オフだったら、元の値段に8をかけてください。この8は、元の値段を10としたときに、20%オフなら2割引きなので「(10-2)の8割の値段で買っている」という意味の8です。
上の例なら、1000×8=8000。ここで、「8000円ってことはないだろう」と気づけば、算数リテラシー高めです。そうですよね。8割で買うので本当は0.8を掛けないといけないのですが、「小数点の計算、嫌」でしょう?だから8をかけていいんです。出た答えを見て「8000円じゃないでしょ。800円だわ」と頭の中で修正できますから(あなたにも絶対できますから)、1000円の20%オフは800円とわかります。
【練習】
①1000円の30%オフは?
②500円の10%オフは?
③10000円の70%オフは?
答えは一番最後に。
方法②:25%、50%、75%オフの場合(25ごとに増えている場合。50%は、方法①で求めてもOK)
時計またはピザをイメージしてください。
時計またはピザを4等分します。時計なら12時から3時、3時から6時、6時から9時、9時から12時までのピースに4つに分かれますね。
12時から始めて、3時までが25%、6時までが50%、9時までが75%のイメージです。
ピザなら、4分の1こ、半分こ、4分の3こ、になるでしょう?
1200円の25%オフなら、「1000円の4分の【3】で買っている(1ー4分の1)」ので、900円です。
頭の中で何が起きたかというと、
①1200円を4つに分ける。1つ分が300円(これで、「4分の」ができました)
②300円の3つ分(4分の3で買うから)は、3×3=9の900円。
どうですか?なんとなくできそう?練習してみましょう。
【練習2】
①1600円の25%オフは?
②500円の50%オフは?
③10000円の75%オフは?
いかがでしたか?
方法①だけでもマスターしておくとお買い物に便利です。
方法②までマスターしておくと、例で紹介した中学生のように多少複雑な買い物もスムーズになることでしょう。
夏のお買い物、楽しんでくださいね。
【練習問題の答え】
練習:①700円 ②450円 ③3000円
練習2:①1200円 ②250円 ③2500円