おはようございます!
朝7時からの学習塾
朝塾です。
英単語の学習をしていると、単語と同様に慣用句も勉強します。
単語から推察できる慣用句ならあまり悩まず済むのですが、たまに、直訳しても意味が通らない、慣用句に出会うこともあります。
Sour grapes
直訳すると、「酸味のあるブドウ」ですが、慣用句としては、「負け惜しみ」と訳します。
どうして、酸味のあるブドウが負け惜しみになるのでしょうか。
みなさま。
イソップ童話の「すっぱい葡萄」というお話をご存知ですか。
高いところになっているブドウを取ろうと、キツネが試行錯誤するのですが、飛んでも跳ねても届きません。
するとキツネは、「あんなブドウ、酸っぱくて美味しくないに決まっている。誰が食べてやるものか」と、負け惜しみを言ってその場から去る。
というお話です。
この話が元になり、sour grapes =負け惜しみ
という意味になったそうです。
ところで、
自分が手に入らないと思ったものに対して、見下すような態度をとることは、フロイト(心理学者)の言う、「防御本能」です。
「あんなもの」と、自分の中でその価値を下げ、心の安定を保とうとする働きです。